次回第19回研究会のご案内

2018616日(土) 14:30-16:45

於:一橋大学 東キャンパス国際研究館4階・大教室

 

者1:伊藤 氏(一橋大学大学院言語社会研究科 修士2 

発表題目1:「シャルダンの風俗画《食前の祈り》の図像源泉に関する一考察

 18世紀フランスの画家ジャン・シメオン・シャルダン (1699-1779)は、生涯静物画家として活躍した一方で、風俗画作品を一定期間に集中して描いている。この新しいジャンルへの取り組みは、彼の名声を高めることに大きな役割を果たしたと言われている。その代表作として知られる《食前の祈り》は、1740年に対作品と共にルイ15世に献上され、その年のサロンで高く評価された。本作には大幅な変更を伴う複数のバリエーションが存在し、17世紀オランダ・フランドル絵画との関係性など、その特異性に着目した議論が行われてきた。
 本発表では、《食前の祈り》の作品に関する先行研究をたどり、特にその図像源泉の一端を明らかにする考察を行いたい。

 

者2: 小林亜起子氏(東京藝術大学   非常勤講師)

発表題目2:「近世フランスのタピスリー芸術について

 ブルボン王朝は、ルイ14世の時代にヨーロッパ芸術・文化の中心地として栄華をきわめた。1648年の王立絵画彫刻アカデミーの設立によって、芸術家たちは王の庇護下に組織され、国王そしてブルボン王朝を称える作品を生み出した。フランスのタピスリー芸術もまた、王立ゴブラン製作所や王立ボーヴェ製作所の設立を契機に飛躍的な発展を遂げ、18世紀ルイ15世の治世下にその最盛期を迎えた。本発表では1718世紀フランスで織られた代表的なタピスリーを読み解く。また、これらタピスリーのカルトン(原寸大下絵)を提供した画家にとっての下絵制作活動の意義についても検討したい。 

関連情報

河村錠一郎先生の 瑞宝中綬章受章をお祝いする会を開催しました。

みなさま、ありがとうございました。

 

 <新ページ開設のお知らせ>

 

当会会員の著作等を紹介するページを新しく設けました。

 <出版記念パーティの

          ご報告>


2013年10月12日(土)の記念論文集『美を究め美に遊ぶ-芸術と社会のあわい』の出版記念パーティは、多くの皆様のご支援をいただき無事に終了しました。ありがとうございました。

<刊行のお知らせ>

 

河村錠一郎先生(一橋大学名誉教授)の記念論文集『美を究め美に遊ぶ-芸術と社会のあわい』(江藤光紀・荻野厚志・田中佳編、2013年7月、東信堂刊)が刊行されました。当研究会の会員等の執筆による論文や河村ゼミOB・OGによる先生の回想録等が多彩に収められています。

 

論文集紹介サイト

http://biwokiwme.seesaa.net/ 

 

amazon.co.jpの紹介ページ
江藤光紀・荻野厚志

・田中 佳編
『美を究め美に遊ぶ

   芸術と社会のあわい』