河村ゼミの先生及びゼミテンの方々今日は。松島知次です。昨年12月に始まったパパタラフマラの3回の解散記念公演は終了しました。皆さんに回毎に鑑賞を呼びかけ迷惑に感じられた方も居られると思いますが、多数の方に鑑賞にきていただき、小池さんに代わり感謝申し上げます。私は3回とも参加しました。一応感想を申し上げます。異なる3つの舞台を連続して見ると小池芸術のユニーク性が分かってくるように思えます。1回目の「3人姉妹」は3人の女性が出演する舞台です。3人の日常的な生活が場面になっていると想像されます。人間の日常性は踊りを通して表現するとどんなものになるのかということがテーマでしょうか。舞台は一見異常な所作の連続のように見えますが、実は我々が自分を常にノーマルに行動していると錯覚しているに過ぎないのではないか。そうした実感を呼び起こす作品でした。2作目の「
Islands」はもちろん島という意味ですが、ここでは男女2人が出演します。バレーでいえばパドドウです。しかしこの舞台では主役は男のようです。残っている記憶では女の周りを男がぐるぐる回り続ける情景です。ラベルのボレロのように主題を廻ってただただ回り続けていく。小池さんには珍しくテーマは「愛」のようでした。その主役の松島誠さんが我々の新年会の会場に顔を出されたのにはビックリ仰天しました。飲み屋に舞台が突然現れたようなもので感動しました。「Ship
in a
view」は12人の出演者ですが女が10人、男は2人だけだったと思います。この作品は小池さんの育った日立の海と村が原風景だそうです。この舞台では記憶から成り立っていますので、人間の夢や幻想がモチーフになっているようです。こう見てくると3つの作品は我々人間の主要な3つの要素を取り上げて作品化しているようで、スケールを感じさせるものです。以上、私の感想を述べさせてもらいましたが、ご覧になった方で違い思いをもたれた方はお知らせください。1月28日の舞台が終わってから2回目の新年会を行いましたが宿泊先の六本木のホテルに着いたのは午前1時でした。3月にはまた白雪姫が上演されますが、皆さんまたでかけましょう。
山本直洋 (月曜日, 23 6月 2014 13:17)
五井さんへ
ホームページへのコメント、ありがとうございます。
確か五井さんだったと思いますが、「世紀末芸術再来待望論」?、楽しかったですね。再評価だけではなく、その流れを引き継ぐ新たな芸術家にも登場して欲しいものです。
事務局 山本
artsandsociety (土曜日, 07 6月 2014 22:21)
当会会員の著作等を紹介するページ「お知らせ」を新設したのに伴い、今後、事務局が発信する会員の活動に関する情報はそちらのページに掲載いたします。
事務局 (水曜日, 04 6月 2014 01:56)
当会会員の田中佳氏が、翻訳書を出版されました。
パスカル・ボナフー著/ジャン=ピエール・クーデルク 写真/ 田中 佳 訳
「ルーヴル美術館の舞台裏 知られざる美の殿堂の歴史」
西村書店 2014年3月刊
http://www.nishimurashoten.co.jp/pub/details/202_696.html
事務局 (月曜日, 02 6月 2014 23:27)
当会会員の若名咲香氏が、第9回研究会(2013年7月13日開催)で発表した内容に関連して、論文を発表されました。
・タイトル:「シェイクスピア・ヒロイン」展再考
―その唯美主義的作面に関する試論―
・掲載誌: 上智大学文学研究科文化交渉学専攻紀要『文化交渉学研究』第二号 (文化交渉学専攻発行、2014年3月10日、pp.1-21)
事務局 (土曜日, 24 5月 2014 20:27)
当研究会代表の河村錠一郎(一橋大学言語社会研究科名誉教授)が、下記プロジェクトにおいてレクチャーをいたします。
シェイクスピア生誕450年記念
東京藝術大学 演奏藝術センター企画
藝大プロジェクト2014
「シェイクスピア ~人とその時代」
第2回「目で見るシェイクスピア、音で読む『ハムレット』」
2014年6月7日(土)3pm開演
会場:東京藝術大学奏楽堂
第1部 レクチャー「描かれたシェイクスピア~オフィーリアを中心に」
河村錠一郎(一橋大学言語社会研究科名誉教授)
第2部 コンサート「パッチド・ワーク『ハムレット』」
◇ アンブロワーズ・トマ オペラ<アムレット>より ≪オフィーリア狂乱の場面」≫ほか
◇ リヒャルト・シュトラウス<3つのオフィーリアの歌> ほか
出演者 菅英三子、平中麻貴(以上ソプラノ)、田中俊太郎(バリトン)、伊藤純(バス)、竹中駒之助(浄瑠璃)、鶴澤三寿々(作曲・三味線)ほか
下記URLの藝大ウェブサイトに、チケット購入方法を含む案内があります。
http://www.geidai.ac.jp/container/sogakudo/15044.html
河村錠一郎先生記念論文集編集委員会 (土曜日, 27 7月 2013 10:30)
河村錠一郎先生(一橋大学名誉教授)の記念論文集が刊行されました。
江藤光紀・荻野厚志・田中 佳編
『美を究め美に遊ぶ―芸術と社会のあわい』
東信堂、2013年7月
紹介ページはこちらです。
http://biwokiwme.seesaa.net/
事務局 (水曜日, 24 7月 2013 19:10)
当会会員の陳岡めぐみ氏(国立西洋美術館主任研究員)が「第8回西洋美術振興財団賞」学術賞を受賞されました。
http://mainichi.jp/feature/news/20130718dde014040030000c.html
事務局 (火曜日, 12 3月 2013 08:32)
一橋大学言語社会研究科の研究会のご案内です。
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グローバル化する美術館 ―アメリカとフランスの文化戦略―
日時|2013年3月21日(木) 14:00~16:00
場所|一橋大学東キャンパス 国際研究館4階大教室
主催|一橋大学博物館研究会
入場無料・事前登録不要
発表1
神島智美 (一橋大学大学院言語社会研究科・修士課程)
「グッゲンハイム美術館のグローバル化とアイデンティティをめぐる批判的考察」
発表2
小泉順也 (一橋大学大学院言語社会研究科・准教授)
「拡張するミュージアムの行方 - ルーヴル美術館の展開」
全体討論
趣旨説明
グローバル化ということばが、新しいものではなくなりつつある現在において、分館の設立という方法によって、国や地域の枠組みを越えようとするミュージアムが
登場している。今回の研究会を通して、アメリカとフランスの事例をもとに、ミュージアムのグローバル化とそれをめぐる議論について考察したい。
(発表の順番や討論の時間は変更することがあります)
連絡先|小泉順也 m.koizumi@r.hit-u.ac.jp
事務局 (金曜日, 22 2月 2013 16:14)
河村先生が4月にびわ湖ホールで講演されます。「ラ・フォル・ジュルネ・・びわ湖」の一環のようです。
http://www.biwako-hall.or.jp/2013/02/6891/
事務局 (金曜日, 22 2月 2013 16:14)
当会会員の成相肇氏が「第24回倫雅美術奨励賞」を受賞されました。
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/10686/
事務局 (金曜日, 22 2月 2013 16:13)
当会会員の荒木康子氏、成相肇氏が、「2011年 美連協カタログ論文賞」をそれぞれ受賞されました。
http://event.yomiuri.co.jp/jaam/list2011.cfm
事務局 (水曜日, 14 11月 2012 10:33)
河村錠一郎先生が訳された本の書評です。
『毎日新聞』2012年11月11日東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20121111ddm015070027000c.html
事務局 (金曜日, 09 11月 2012 22:19)
「文化芸術による復興推進コンソーシアム」様のページで、当研究会主催の報告会「震災後の芸術を考える」についてお知らせいただきました。以下のページをご覧下さい。
http://bgfsc.jp/information/detail.php?id=90
shoji sato (日曜日, 04 11月 2012 18:08)
I will attend the panel discussion and reception on November 17th.
事務局 (日曜日, 21 10月 2012 21:16)
みなさま
11月17日の報告会「震災後の芸術を考える」終了後、17時より、如水会館にて懇親会ならびに河村錠一郎ゼミOB会を開催いたします。
OBならびに研究会会員の皆様には、すでにご案内を差し上げておりますが、会場の都合上、出欠のお返事をいただきたく、ご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。
事務局 (土曜日, 15 9月 2012 00:31)
河村先生の講演会のご案内です。
「バーン=ジョーンズ展」の地方巡回に伴い、関連のお話をされるそうです。お近くの方は、ぜひご出席ください。
1)9月16日午後2時~ 兵庫県立美術館 「バーン=ジョーンズとウィリアム・モリス――イギリス19世紀末の美学」
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1209/index.html#event
2)11月23日午後2時~ 郡山市立美術館 「バーン=ジョーンズとウィリアム・モリス――イギリス19世紀末の美学」
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/
事務局 (土曜日, 01 9月 2012 20:59)
河村錠一郎先生が訳された本が出版されました。
A・J・A・シモンズ (著), 河村 錠一郎 (翻訳) 『コルヴォーを探して』早川書房、2012年8月
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%81%A6-A%E3%83%BBJ%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4152093080/ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1346500608&sr=8-4
小穴晶子 (金曜日, 23 3月 2012 11:03)
6月からの「バーン=ジョーンズ展」楽しみにしております。音楽史の分野では19世紀のロマン派と宗教性との関係は重要なテーマですが、美術史でも同じでしょうか?
今回のお知らせは、3月31日(17:30開演)に新宿文化センター大ホールで行われますF.リスト作曲オラトリオ《キリスト》のコンサートです。私もオーケストラの一員として演奏いたします。詳しくは以下のサイトで。
http://www.musicapoetica.jp/
この壮大なオラトリオの特徴を一言で言うならば、知られざる名曲です。めったに演奏されませんのでご興味のある方はぜひ!
松島知次 (月曜日, 30 1月 2012 18:25)
河村ゼミの先生及びゼミテンの方々今日は。松島知次です。昨年12月に始まったパパタラフマラの3回の解散記念公演は終了しました。皆さんに回毎に鑑賞を呼びかけ迷惑に感じられた方も居られると思いますが、多数の方に鑑賞にきていただき、小池さんに代わり感謝申し上げます。私は3回とも参加しました。一応感想を申し上げます。異なる3つの舞台を連続して見ると小池芸術のユニーク性が分かってくるように思えます。1回目の「3人姉妹」は3人の女性が出演する舞台です。3人の日常的な生活が場面になっていると想像されます。人間の日常性は踊りを通して表現するとどんなものになるのかということがテーマでしょうか。舞台は一見異常な所作の連続のように見えますが、実は我々が自分を常にノーマルに行動していると錯覚しているに過ぎないのではないか。そうした実感を呼び起こす作品でした。2作目の「 Islands」はもちろん島という意味ですが、ここでは男女2人が出演します。バレーでいえばパドドウです。しかしこの舞台では主役は男のようです。残っている記憶では女の周りを男がぐるぐる回り続ける情景です。ラベルのボレロのように主題を廻ってただただ回り続けていく。小池さんには珍しくテーマは「愛」のようでした。その主役の松島誠さんが我々の新年会の会場に顔を出されたのにはビックリ仰天しました。飲み屋に舞台が突然現れたようなもので感動しました。「Ship in a view」は12人の出演者ですが女が10人、男は2人だけだったと思います。この作品は小池さんの育った日立の海と村が原風景だそうです。この舞台では記憶から成り立っていますので、人間の夢や幻想がモチーフになっているようです。こう見てくると3つの作品は我々人間の主要な3つの要素を取り上げて作品化しているようで、スケールを感じさせるものです。以上、私の感想を述べさせてもらいましたが、ご覧になった方で違い思いをもたれた方はお知らせください。1月28日の舞台が終わってから2回目の新年会を行いましたが宿泊先の六本木のホテルに着いたのは午前1時でした。3月にはまた白雪姫が上演されますが、皆さんまたでかけましょう。
小穴晶子 (土曜日, 24 12月 2011 10:28)
2012年2月19日(日)(14:00開演)に私の企画により、千葉県の柏でトリオ・ソナタのコンサートを行います。
コンサートの詳細については、以下のサイトでご覧下さい。
入場無料ですが予約が必要です。
予約はサイトに掲載されているメールでも受け付けています。
http://www.nihonbashi.ac.jp/news/2011/11/000772.php
よろしくお願い致します。
事務局 (土曜日, 24 12月 2011 10:17)
河村先生が以下の展覧会をご準備されています。
「バーン=ジョーンズ展」
会期:2012年6月9日(土)~8月19日(日)
場所:三菱一号館美術館(東京、丸の内)
同館のホームページには、まだ情報が出ていないようです。詳細が分かりましたら、またお知らせいたします。
小穴晶子 (月曜日, 31 10月 2011 09:29)
掲示板で先回お知らせしたコンサートは、盛会・好評のうちに無事終了いたしました。ご来場いただいた方々に心から御礼を申し上げます。
さて、今回のお知らせは私の所属する多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス・夜間)で行われます学生企画のシンポジウム(アートの役目、デザインの責任)です。震災をきっかけとして企画されたシンポジウムでこういう(いわゆる真面目な)試みは今までの芸術祭ではなかったことで、今回がはじめてです。シンポジストには本学の教授たちが名を連ねています。私はフロアーとして聞きに行く予定です。11月5日(土曜)14:00~16:00
詳しくは以下のサイトでご覧下さい。
http://www.geisai-tamabi.info/symbo/index.html
小穴晶子 (月曜日, 10 10月 2011 09:32)
昨日初めて研究会に参加しました新会員、多摩美術大学の小穴晶子です。楽しく有意義な会でこれからも参加を楽しみにしております。
昨日の親睦会でも少しお話をいたしましたコンサートの宣伝をさせていただきます。
私の義理の弟のチャールズ・ナイディック(クラリネット)の
コンサートが10月19日(水)に(東京文化会館小ホール、19:00開演)
にあります。
詳しくは、以下の主催者のサイトでご覧下さい。
http://www.son-nagano-concert.com/
クラリネットもピアノも、ブラームスの時代の楽器で
当時の音を再現し、ブラームス、シューマンを演奏しようというめったにない画期的な試みです。ピアノのロバート・レヴィンも世界的なモーツァルト研究家・演奏家です。全自由席で当日券もございます。よろしくお願い致します。